今年の夏は猛暑、地震、台風。
いろんな事が起きました。
先日の台風では、京都市内でも街路樹が倒れたり、京都駅の屋根が落ちたり、神社が倒壊したり、見たことも無い光景に、皆様のご無事を祈るばかりです。
先日、元スタッフが、生まれたばかりの新しいご家族と一緒に来てくれました!
初めましてのベビーちゃんは
「きゃーーーーっ!可愛い!」とスタッフに取り囲まれてすっかりスターです。
彼女が退職して3年が経ちますがこうして何かある度に顔を見せに来て貰えて、私たちも嬉しいです。
当院では受付でも活躍してくれていたので、顔を覚えて下さっている患者様もたくさんおられるかなと思います。
当院は開業して13年になります。
その間、いろんなスタッフに助けられて来ました。
残念ながら当院から離れてしまったスタッフもいます。
家庭の事情や新しい仕事や結婚など理由は様々でしたが、離れてもこうして良い関係でいてくれるのが嬉しいです。
そしてベビーちゃんの成長を一緒に楽しめるのが、これまた嬉しいです。
当院オリジナルイラストの12月の壁紙を
こちらからダウンロードしてお使い頂けます。
パソコン用とスマートフォン用の2種類ご用意しましたのでご利用下さいね。
イエロードッグプロジェクトというものがあるそうです。
2012年6月にスウェーデンで始まった運動で、運動の主旨に賛同したアメリカ、オーストラリア、カナダの三国の有志が基金を立ち上げて、大規模なプロジェクトに成長しつつあるとか。
運動の趣旨はとてもシンプルで「リードに黄色いリボンや黄色いものを付けている犬を見かけたら、側によらずにそっとしておいてあげて下さいね」というメッセージを広めていこうというものだそうです。
他の犬や人間に近寄って欲しくない犬というのは、健康上の問題、トレーニング中、社会復帰のための訓練中、他の犬が怖かったり他の犬に強く反応してしまう犬などのことだそうです。
世の中には社交的なわんちゃんばかりではありまあせんよね。
「あら!可愛い」なんて言いながら、わんちゃんが嫌がっていてもお構いなしに近寄って来られたり、触ろうとされる方は少なくありません。
プロジェクトでは「黄色いリボンのメッセージ」をきっかけに、人と犬との正しい付き合い方を多くの人に知ってもらうことを目標にしています。
現在、スウェーデン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、南アフリカ、スペイン、トルコ、イギリスの人々がこのプロジェクトに参加しており、ポスターもそれぞれの国の言葉のバージョンが用意されているそうです。
恐がりなわんちゃん、そっとしておいて欲しいわんちゃんと暮らしておられる飼い主さんたちは、黄色いリボンを試してみてはいかがでしょうか?
もちろんまだまだ知名度が低いので最初は説明しないとわかってもらえないと思いますが「千里の道も一歩から」です!
歯石がたまると歯肉炎や歯槽膿漏だけでなく、大きな病気にもつながります。
スケーリングは、全身麻酔をかけて行なわれますが、日頃からの歯磨きで予防できるので、スキンシップのひとつとして歯磨きをお勧めします。
歯磨きを成功させるコツとして、
●ごほうび(散歩、食餌)の直前に行う。
●できるところから少しずつ行う。嫌がることはしない。
初めは無理に口を開かない。
●喜んでできるようにペースト等の好物を使う。
●ブラッシングをやらせたら、 ほめてからごほうびをあげる。
●思い通りにいかないからと言って、怒らない。ごほうびを
中止して、あとで再度チャレンジ。
●犬、猫が楽しんでブラッシングできるようにすること!
など、参考にしてください。
とても大きな台風が近づいています。
音を怖がるワンちゃんたちは、雷だけではなく雨や風の音でパニックを起こして脱走してしまうことも多い季節です。
嵐の中を飛び出してしまい迷子にならなうように、恐がりの子と一緒に暮らす飼い主さんたちは、十分注意してあげて下さいね。
雷や花火など、大きな音が苦手なわんちゃんにとって、これからの季節は大変ですね。
患者さんの中でも雷の季節になると、気分を落ち着かせる成分のサプリを飲ませたり、あの手この手で苦労されている方が多いです。
社会化時期に「色々な音に慣らせる練習」というのがあります。
実際に色々な音を聞いて貰いながら怖がらないようになる練習をするのですが、それぞれの差が大きくて、繊細な子にはとても難しい練習になります。
一度「怖い!」と思ってしまうと平気になるのはなかなか大変です。
ところが歳をとると耳が遠くなるのか、大きな音が気にならなくなる子も多いみたいです。
先生の実家の初代のわんちゃんも雷が苦手だったそうですが、歳をとって耳が遠くなったのか、晩年は大丈夫だったそうです。
とはいえ、それはだいぶお年になってからのことなので、若いわんちゃんたちだと先が長いですよね。