最初は可愛い【甘噛み】も家具や人を傷つけると、さあ大変!
子犬が何でも口に入れて噛んだりするのは、人間が手で触って確認するのと同じで、子犬の発達過程では正常な行動です。
でも、噛んで欲しくない物や、人の手などを噛んでしまうと困ります。
好奇心旺盛な子犬にとって、家の中にある物は何でもおもちゃになってしまいます。 スリッパをくわえて逃げる子犬を「スリッパを離しなさい!」と追いかけたら、子犬は遊んで貰っていると勘違いします。
また、高い声でしかるのも、子犬は遊んで貰っていると勘違いしやすいです。
低めの声で、短い言葉で「ダメ」と言うことを伝えるよう、家族で統一した言葉を使って下さい。
もしも噛んで欲しくない物や人の手を噛んでしまった時は、甘噛みであっても「痛い!」もしくは「ダメ!」等、統一した言葉使って「いけないこと」を教えてあげて下さい。
遊んでいる途中であっても、手を噛みそうになったらすぐに「ダメ!」と言って遊びをストップして下さい。
興奮しすぎている場合は、クールダウンのため、サークルなどにいれてタイムアウトをして下さい。 ただし、サークルに入ることが「罰」に感じ無いために、サークルの中には噛んでも良いおもちゃなどを入れて、子犬が罰だと感じないようにしてあげます。
いたずらして欲しく無い物や、噛んで欲しく無い物などは、子犬の手の届かないところにかたづけて、「いたずらできない環境」を作ることが大切です。
逆に子犬が、噛んでも良いおもちゃなどを噛んで遊んでいる時は、おもいっきり褒めてあげて下さい。
褒めること、ダメ!と注意することをしっかりとメリハリを付けて教えてあげると、早く覚えてくれます。
良いおもちゃとは
- 犬専用のもの
- 飲み込んでしまわないように、犬の口より大きいもの
- 噛んでも壊れないもの
- 噛んで欲しくないものと素材は似ていないもの
- 音や動きのあるものなど
噛んで良いモノと悪いモノをきちんと教えてあげて下さいね。